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ヤナギサワ コラム

【インタビュー】脳科学専門医 山下あきこ医師が教えてくれた、ウォーキング×マインドフルネスの相乗効果!〜vol.1〜

2019年05月16日(木)
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[シドニーオリンピック競歩日本代表で『Walking Life』講師でもある柳澤哲先生が独占インタビュー](1/2)
今回は一般社団法人国際統合リハビリテーション協会代表理事の森本義朗会長と共に、医学博士、内科医、神経内科専門医、抗加齢医学専門医でもあり、株式会社マインドフルヘルスの代表取締役としてもご活躍されている山下あきこ医師に、マインドフルネスの効果やウォーキング×マインドフルネスのメリットについて独占インタビューしました。

【プロフィール】



山下 あきこ医師

(株式会社マインドフルヘルス 代表取締役)
1974年佐賀県生まれ。医学博士、神経内科・内科医師。診療や研究を行う中で、高齢になっても自分らしく生きるための方法を模索し続けてきた。2016年に健康習慣を身につけるサービスを提供したいと考え、株式会社マインドフルヘルスを設立。主に健康や自己実現に関するセミナーや研修を企業や一般向けに行い、行動変容を促すスキルと正しい知識を提供している。マインドフルネスVRを楽しめるスマートフォンアプリの開発・配信も手がける。

“マインドフルネス”とは?



ウォーキングにはリラックス効果があります。
速いペースではなく、のんびり歩くことで副交感神経が働き、気持ちが落ち着いていくことが良く分かります。
身体を動かして、心身を休ませる「動的安息」がウォーキングであれば、座禅を組み、瞑想をおこなうマインドフルネスは「静的安息」。
近年は「脳の休息法」としても大企業に取り入れられています。

なぜ、お医者さんがマインドフルネスを起業したのか?



柳澤先生)
山下医師がマインドフルネスに取り組んでいる理由はなんですか?

山下医師)
“マインドフルネス”とは言い換えると「気づき」なんです。
診療していて思うことは、皆さん自分の健康習慣がどうなっているのか気づけていないため、悪習慣が続いてしまっています。そんな悪習慣を辞めるにはまず、自分で「悪習慣だ」ということに気がつかないといけないと思いました。
そして、“気づきの力を高めるのが健康への第一歩”というところから、マインドフルネスに取り組み始め、医師による病気にならないための健康サポートができるようにと、株式会社マインドフルヘルスを立ち上げました。

「歳をとる=足腰が弱る=車椅子生活」は思い込みだった



柳澤先生)
医者とは、病気になった患者さんのケアですが、マインドフルネスは『健康』がキーワード。
「病気にならないように健康でいましょう」は医者の立場からすれば職域よりもひとつ先の話かと思いますが、マインドフルネスを活用しようと思ったきっかけはなんですか?

山下医師)
医者は機械でいえば、“壊れたものをなおす”ことがもともとの役割ですが、普段からメンテナンスを行わないと、壊れやすくなってしまいます。ですが、「どうやったら壊れないようになるか?」に対して、あまりにも目が向けられておりません。
長寿社会になった昨今、“壊れたまま”が悪意、生きていても生き辛い、という状況があるのが現状ですが、事前に「気づき」“壊れない”ように取り組めば、人の病気自体も減らせ快適な日常が送れるのではないでしょうか。



私はもともと、高齢者の医療を勉強していました。
老人ホームに行くと車椅子が当たり前。歳をとったら歩けなくなるんだ、とずっと思っていました。なので、家(マイホーム)を建てるときもスロープを付けて車椅子が通れる家を建てました。
ですが、そこで「ちょっと待って」と建ててしまってから思ったのですが…
「歳をとっても歩けるようにすればいい!」歩けないのが当たり前と思っていた思い込みに気づきました。

毎日健康で歩くためには日ごろの“気づき”が大切ですね!
次回はウォーキングとマインドフルネスを合わせておこるメリットをご紹介します。
次回配信[vol.2]をお楽しみに!

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